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小5秋、なぜ学校説明会が気になるのか
小5の秋。塾のカリキュラムが一段と本格化し、模試の成績表を眺めながら「志望校」という言葉が現実味を帯びてくる時期です。
ところが同じ時期に、各私立中学校は「学校説明会」「文化祭」を一斉に開催します。
保護者としてはこんな疑問が浮かびませんか?
- 「まだ志望校が決まっていないのに行く必要はあるの?」
- 「小6からでも遅くないのでは?」
- 「そもそも予約や当日の流れが分からない」
私自身も同じ悩みを抱えている父親の一人です。
この記事では「説明会は行くべきか」「小5秋は適切か」「どう申し込むのか」を整理してお伝えします。
小5秋に行くメリットとデメリット
メリット

- 校風を早く体感できる
制服や校舎の雰囲気、生徒の態度は実際に訪れないと分かりません。 - 親子の共通認識が持てる
現場を一緒に見て話すことで「学校選びの温度差」を小さくできます。 - 予約競争のリハーサルになる
本命校の説明会を逃さないための実戦練習になります。
デメリット
- 志望度が低い学校は記憶が薄れる
小6春に再訪が必要になることがあります。 - 偏差値と乖離した学校は逆効果になることも
現時点で現実味がなければ、子どものモチベーションが下がる可能性があります。
合同説明会と学校主催説明会の違い

説明会には大きく二種類あります。
- 合同説明会
塾や広告会社が主催し、数十〜数百の学校がブース形式で一堂に会します。
効率的に情報収集ができ、比較しやすいのが魅力。
ただし時間が短く質問も限定的です。 - 学校主催説明会
その学校が独自に開催し、校舎見学や先生との質疑応答も可能です。
学校の内情を深く知れる一方で、参加時間は長く、平日開催も多いため仕事ととの調整が必要です。
両者を使い分けるのがおすすめです。志望校として候補に上がっている学校は個別の学校主催説明会で深掘りしつつ、合同説明会で全体像を掴む。これが効率的です。
申込手続きのリアルと注意点

- 予約開始日は要カレンダー登録
人気校は即日満席です。GoogleカレンダーやLINEで家族に通知を回しましょう。 - 複数端末で挑戦
パソコン+スマホで同時アクセス。共働きなら夫婦で役割分担が必須です。 - 抽選制もある
最近は抽選制を導入する学校も増えています。複数回の開催があれば全て応募するのが安心です。 - 当日の持ち物と服装
配布資料はA4サイズが多いのでバッグは必須。服装はスーツでなくても「きれいめカジュアル」で十分です。
「適否」を考える3つの視点

- 通学時間を体感する
片道60分の通学に子どもが耐えられるか、実際に移動して確認しましょう。 - 子どものコメントを尊重する
親の意向よりも「ここは楽しい」「雰囲気が合わない」という子の直感が大切です。 - 親の負担も冷静に見る
説明会は平日開催も多いので、仕事との両立に無理がないかを考える必要があります。
すぐにできる3つの準備

- 候補校リストを作る
第一志望だけでなく、準候補や安全校も含めて5〜6校をリスト化しておく。 - 予約開始アラートを設定する
「10分前通知」をGoogleカレンダーに入れるだけで安心感が違います。 - チェックリストを共有する
制服、部活、通学路など「どこを見るか」を事前に決めると、子どもの感想が具体的になります。
まとめ:小5秋は「仮説の季節」

小5秋の学校説明会は「決断の場」ではなく「観察の場」です。
志望校が固まっていなくても、足を運ぶことで得られる情報は必ず次のステップにつながります。
受験は家庭のプロジェクトです。
親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に「合うかどうか」を感じ取ることが、後のモチベーションを大きく左右します。
私の答えはシンプルです。
行ける範囲で、無理なく、できるだけ多く見ておく価値はある。
この体験が、受験期の迷いを減らし、家族の共通認識を作る第一歩になると考えているからです。
最新情報を入手するために

東京都内の中学校ごとの説明会・文化祭の日程をまとめた便利なカレンダーサイトがあります。
「いつ予約開始か」を把握するだけでも安心感が違います。
➡ 中学校別 説明会・文化祭カレンダー(study1.jp)
忙しい共働き家庭でも、まずはこの一覧をチェックして候補校を3〜5校に絞る。そこからカレンダー登録と子どもとのミニ会議を始めるだけで、秋の動き方は大きく変わります。
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