【日能研小5】9/13育成テスト|結果と振り返り

テスト振り返り
★自己紹介&家族紹介★

点数では割り切れない、父親としての葛藤

先日受験した9月13日の育成テスト。
結果は、これまでの5年生生活で過去最低となってしまいました。
合計点は平均点とほぼ同水準。
結果を手にした瞬間、胸の奥に重たいものがのしかかりました。

今回の結果(基本集計)

科目得点平均点評価備考
国語5662.455年生になってからの最低得点
算数5358.255年生になってからの最低得点
社会7573.26
理科7260.97
4科合計256256.865年生になってからの最低得点

数字を並べると一目瞭然です。国語は漢字の画数、部首、漢字の書き取りの暗記領域で大きな失点、算数は設問の読み間違えが響き、ともに5年生で最低点。社会は平均超えで踏ん張り、理科は健闘したものの全体を支えるには至りませんでした。旅行だけが原因ではなく、日々の積み重ねの甘さもあると理解しつつ、それでも「もし旅行に行かなかったら」と考えてしまうのが正直な親心です。

家族イベントか、受験勉強か――迷いはどこから来るのか

テスト直前の週末、祖父の誕生日祝いで1泊2日の旅行に出ました。土曜受験を火曜に振り替え、前日までの学習時間は目に見えて減少。家族行事を優先した判断に後悔はありません。ただ、点数という現実を前にすると「やはり影響があったのか」と自問が止まりませんでした。

この数日、私は何度も自分に問いかけました。「家族の思い出」と「受験勉強」、どちらを優先すべきだったのか。祖父母と過ごせる時間は限られています。一方で、中学受験も一度きりの挑戦です。どちらも大切だからこそ、何かを選ぶたびに「本当にこれで良かったのか」と揺れます。

テスト翌日、長男に「今回は悔しかった?」と尋ねると、「うん、でも旅行は楽しかった」と照れ笑い。子どもにとっては「結果」と「思い出」が同時に残る。大人が勝手に天秤にかけているだけで、子どもはもっと柔軟に両方を抱きしめているのかもしれない——そう思えて、少し肩の力が抜けました。

父親としての距離感と、点数に揺れる自分

相変わらずテストの数字だけを見て一喜一憂してしまう。そんな自分に気づいて、正直に落ち込みました。けれど、伴走の役割とは、子どもと同じ速度で悩み、振り返り、次の一歩を一緒に考えることなのだと今は思います。

妻とは「旅行があったから点数が下がった」と短絡的に決めつけず、生活と勉強のバランスを家族でどう設計するかに目を向けよう、と確認しました。私が落ち込んでいる間にも、家族はもう次を見ていました。

次に同じ迷いに立ったら——わが家の小さな工夫

  • 学習計画の見える化:特別な予定を入れる前に、前後で「何を・どこまで・どの順序で」やるかをカレンダーに明記。旅行後は必ず「復習デー」を1コマ固定。
  • 負荷の再配分:旅行前は暗記系を厚めに、旅行後は記述や演習を厚めに。教科ごとに“前倒し/後ろ倒し”を決めておく。
  • 親の感情も言葉にする:「悔しい気持ち」と「行事を大切にしたい気持ち」を両方伝える。子どもが自分の感情を言語化するきっかけになる。
  • 失点の“原因地図”づくり:答案を見ながら「読み違い/計算ミス/知識不足/時間配分」の4象限で原因を分類。次週の学習メニューに直結させる。

小さく始める“今日からの一歩”

  1. カレンダーに3つ書く:①行事の日、②行事前の“暗記厚め”日、③行事後の“復習デー”。
  2. 答案の原因地図を10分で作成:「読み違い/計算ミス/知識不足/時間配分」に分類して次回の勉強に反映。
  3. 感情の共有を一言だけ:「悔しい気持ちもあるけど、旅行も大事だった。次はどう補おうか?」と短く話す。

結果に落ち込む父親の私も、次のテストに向けてまた伴走します。そして家族との時間も諦めません。両立は簡単ではありませんが、だからこそ挑戦する価値がある。この記事が、同じ立場のどなたかの背中を少しだけ押せたならうれしいです。

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