2025年7月5日、日能研小5の育成テストを終えた息子が「国語の記述全部書けた〜」と笑いながら帰宅しました。成績表を確認する前に、その表情と一言を聞けただけで、親としてはまずホッとした気持ちになりました。
今回の結果
ー基本集計の評価(国語と算数は共通の評価)ー
- 4科目評価:6
- 3科目評価:6(国算理)
- 国語:5
- 算数:7
- 社会:8
- 理科:8
数字を見れば客観的な結果は分かりますが、その裏にある小さな達成感や悔しさ、次につながる気づきは、表や偏差値だけでは伝わってきません。
成績推移と見えてきた成長

小4の2月から小5の今まで、育成テストはわが家で27回経験しました。
1年前の2−7月で比べてみました。
4年生 | 5年生 | 増減率 | |
4科目 | 6.22 | 6.89 | 110% |
3科目 | 6.33 | 6.78 | 107% |
国語 | 5.33 | 5.89 | 110% |
算数 | 6.56 | 7.78 | 118% |
社会 | 6.22 | 7.22 | 116% |
理科 | 6.89 | 7.56 | 109% |
【国語】
答案を見ていると記述形式の無答が減り、部分点が取れるようになったことに成長を感じます
【算数】
学習内容の難易度についていけていることとケアレスミスの減少に計算力の向上に安心しました
【社会】
成長は見られるものの、評価が10、6とバラツキがあり、得意不得意な領域が出てきたと思ってます
【理科】
4科目の中で継続して得意領域を維持できているものの、初出現の範囲は夏期講習で反復が必要だなと感じました
国語の問題文から感じたこと

最近の国語問題は、飛行技術の進化、日本語と外国語の比較といった普遍的テーマ、作者も養老孟司さんや俵万智さんと、私が中学受験をしていた頃と変わらない顔ぶれです。
一方で、家庭環境に依存する重たい題材もあります。義理の父が苦手な母親、雨の日だけ酒に溺れる父親の苦しみと後悔……これらを小5の子がどこまで理解できるのか。親として答案欄を埋める後ろ姿を見守りながら、「どんな気持ちで読んでいるのだろう」と考えさせられます。
家庭学習における自主性の芽生え

4年生では毎日ポストイットに翌日の課題を書き貼っていましたが、5年生からは1週間分の計画をノートにまとめ、進め方は息子に任せています。
基本スケジュール
(ルーティンとして計算、漢字、語句のたしなみ、育成テスト・公開模試のやり直しが追加)
- 月曜:日能研で算数の授業(16:50-20:45)
- 火曜:前日の算数の宿題と基本問題
- 水曜:国語のオリジナル問題、日能研で社会と理科の授業(16:50−19:20)
- 木曜:前日の社会と理科の宿題と基本問題
- 金曜:日能研で国語の授業
- 土曜:前日の国語の宿題
計画通りにいかない週もありますが、「明日はSwitchやらずに勉強する」と自ら立て直す姿は頼もしく、親としてはそっと見守っています。
➡️我が家の家庭学習ルールの詳細はこちらの過去記事をご覧ください。(ノートの実物を画像で掲載)
夏休みの小さな計画

最近は夏休みの過ごし方も話題に。
- 理科のまとめノートを作りたい
- 社会の特産品を覚えたい
- 自由課題で読書感想を書きたい
勉強ばかりの夏にするつもりはありませんが、「自分で考える学び」が生活の一部になってきたことを嬉しく思っています。旅行や家族の時間も楽しみながら、彼の成長を見守る夏にしたいです。
育成テストの伴走記録のまとめ

これまで家庭でやってきたこと:
- 今週1週間のやることリスト作成
- 1日5分の親子対話
- 立式、筆算用ノートの活用
- 週末の復習
- 自主計画の実践
どれも「やりなさい」と指示するのではなく、本人が「やろう」と思ったときに寄り添うスタイル。
焦る日もありますが、「子どものペースを信じよう」と思えるようになりました。笑ったり悔しがったり落ち込んだり――そんな親子の時間こそが、わが家の宝物だと感じています。
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