筆者のことや家族のことはこちらの記事もご覧ください
小5通年の公開模試を、MY NICHINOKENの「分野別正答率」で棚卸ししてみました。
点数や偏差値とは別の切り口で、「どこで落としているか」と「次に直す順番」を整理します。
うちは共働きで時間が限られるので、やることを増やさず、型を固定して回収する方針でいきます。
結論

算数は、基礎と標準は広く安定していました。
伸び切らない原因は、難度が上がった場面での取りこぼしに寄っています。
伸ばすなら、弱点を広げるより、難度が高い問題でよく出る型を少数に絞って回収するのが早そうです。
強み

得点源計算が安定
| 分野 | 全体 | 正答/総数 |
|---|---|---|
| 整数の計算・逆算 | 94% | 17/18 |
| 小数の計算・逆算 | 93% | 15/16 |
| 分数の計算・逆算 | 95% | 19/20 |
| 整数小数分数の計算・逆算 | 84% | 11/13 |
| 単位換算 | 80% | 8/10 |
計算が崩れないのは、難問に時間を回す土台として助かっています。
材料角度が高い
| 分野 | 全体 | 正答/総数 |
|---|---|---|
| 角度 | 88% | 8/9 |
図形の入口で詰まりにくいのは良い材料です。
伸びしろ

伸びしろが固まっている分野
伸びしろ数の性質・規則
| 分野 | 全体 | 難度3 |
|---|---|---|
| 場合の数 | 37%(11/29) | 11%(2/17) |
| 周期 | 37%(3/8) | 0%(0/2) |
| 約数と倍数 | 42%(6/14) | 0%(0/7) |
| 論理と推理 | 44%(4/9) | 0%(0/4) |
| 数列の規則性 | 50%(6/12) | 16%(1/6) |
| 図形の規則性 | 54%(6/11) | 16%(1/6) |
見えてきたこと
全体が低いだけでなく、難度が上がった場面で落ち方がはっきりしています。ここは「型」で回収したいです。
伸びしろ図形の長さ・面積と相似
| 分野 | 全体 | 難度3 |
|---|---|---|
| 平面図形の長さ・面積 | 57%(22/38) | 14%(1/7) |
| 相似 | 40%(2/5) | 0%(0/3) |
| 体積・表面積 | 55%(5/9) | 0%(0/4) |
角度は取れているので、長さや面積、相似で「初手」を固定できると伸びそうです。
深追いしない分野
扱い全体は悪くないので落とし穴だけ拾う
| 分野 | 全体 | 難度3 |
|---|---|---|
| 速さの三公式・旅人算 | 78%(15/19) | 25%(1/4) |
ここはやることを増やすより、「難度が上がったときだけ落ちる型」を限定して拾う方針にします。
次にやること

周期と場合の数
週2回、各20分。解法の形だけをそろえる。
- 周期は1周期分を表にする
- 場合の数は軸を宣言してから数える
- 最後に漏れチェックを入れる
約数と倍数
週2回、各20分。素因数分解を起点にする。
- 素因数分解から約数個数へ
- 公約数と公倍数はセットで確認
- 条件を式に置き換える練習を入れる
相似と面積
週1回、25分。初手テンプレを言葉にする。
- 求めたい量に丸をつける
- 与条件に線を引く
- 使う道具を先に決める
1週間の回し方の例
月:周期2問 水:場合の数2問 金:図形1問 土:まとめ3問 日:直しノートで原因を分類
共働きだと時間は増やせないので、回数と型の固定を優先します。
まとめ

小5通年の分野別正答率を見ると、算数は崩れているというより、伸び切らない理由が見えたという感触でした。
計算の安定と図形の角度の強さは土台です。
その上で、周期、場合の数、約数と倍数、相似や面積の難度が高い問題で落ちる場所を、少数の型で回収していきます。
正解が一つに決まらない中学受験で、親ができることは限られます。
だからこそ、迷いが減る運用だけは作っていきたいです。

コメント