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3/8の育成テストは、4科全体では大きく崩れず踏みとどまった一方で、M1クラスの中で見ると、今の現在地と算数の課題がかなりはっきり見えた回でした。
基本集計の4科評価は7。
数字だけ見れば極端に悪い結果ではありませんが、直近3回の流れやクラス平均と重ねると、受け止め方は少し変わります。
結論
- 4科全体は大きく崩れず踏みとどまった
- 国語と理科は持ち直し、社会は維持した
- 算数はM1クラス基準でかなり厳しく、優先して立て直したい
今回の結果

4科
今回の数字で最初に見たのは、基本集計の評価が7にとどまったことでした。
ただ、M1クラスの中で見ると、もう少し取りたかった感触が残る回でもありました。
| 区分 | 得点 | 平均点 | 評価 | 順位 | 上位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 基本 | 292 | 252.1 | 7 | 2839位 / 9798人 | 約29% |
| 受験種別 | 353 | 370.4 | 5 | 2080位 / 3473人 | 約60% |
科目別
科目別で見ると、国語と理科は持ち直しました。社会も今回も大きく崩れていません。
その一方で、算数はさらに落ち込み、4科全体の見え方を大きく左右する結果になりました。
| 科目 | 基本 得点 | 基本 平均 | 基本 評価 | 受験種別 得点 | 受験種別 平均 | 受験種別 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | 73 | 58.5 | 7 | 116 | 111.4 | 6 |
| 算数 | 51 | 50.7 | 6 | 69 | 89.5 | 4 |
| 社会 | 83 | 71.5 | 7 | 83 | 82.8 | 6 |
| 理科 | 85 | 69.0 | 7 | 85 | 85.9 | 5 |
基本集計では、国語・社会・理科が評価7でした。算数だけが評価6です。
ここだけ見ると、算数だけ少し弱かったとも読めます。ただ、今回の算数はこのあと直近3回の流れや問題内容まで重ねると、もう少し重く見たほうが自然でした。
逆に言うと、国語が73点まで戻し、理科も85点まで戻してきたことで、4科全体は踏みとどまれたとも言えます。社会も83点で、今回も得点源として大きく崩れませんでした。
今回の科目別結果をひとことでまとめるなら、国語と理科は回復、社会は維持、算数は課題が残る。そんな回だったと思います。
前回との比較

【基本集計】
前回の2/22と並べると、今回の変化はかなりはっきりしています。
| 区分 | 得点 | 評価 | 平均 |
|---|---|---|---|
| 4科 | 285 → 292 | 7 → 7 | 244.3 → 252.1 |
| 国語 | 49 → 73 | 5 → 7 | 57.5 → 58.5 |
| 算数 | 80 → 51 | 8 → 6 | 47.8 → 50.7 |
| 社会 | 88 → 83 | 7 → 7 | 72.9 → 71.5 |
| 理科 | 68 → 85 | 6 → 7 | 64.0 → 69.0 |
前回比で見ると、今回は国語と理科で戻し、社会は維持、算数で落とした。という見え方になります。
まず見たかったのは、M1クラスの中での現在地

今回の結果を見て、次に確認したかったのは、日能研全体の中でどうだったかではなく、今いるM1クラスの中でどこにいるかでした。
M1に上がった以上、平均との距離は以前より厳しく見たほうが自然です。
今回の育成テストは、まさにそこがはっきり出た回だったと思います。
長男の点数とM1平均を比べる
基本集計の数字だけでなく、クラス平均と比べると、今回の4科は踏みとどまってはいるものの、クラス内では下振れでした。
M1クラス平均と比べると、差がいちばん大きかったのは算数でした。
差が大きかったのは算数
今回の算数は51点でした。日能研平均50.7点とはほぼ同水準です。
ここだけ見ると、大崩れではありません。ただ、M1クラスで見ると話が変わります。
M1は、共通問題をしっかり取る子が多いクラスでした。その中で算数が平均に近いところまで落ちたということは、M1基準ではかなり苦しい位置だったと見たほうが自然でした。
国語・社会・理科はどう見えたか
国語は、2/22からしっかり戻しました。
理科も大きく持ち直しました。
社会も高いところで維持しています。
M1クラス自体は、日能研全体の中でどこにいるのか

今回の結果を受け止めるとき、もう1つ大事だったのは、M1クラス自体が日能研全体の中でかなり高い位置にあることです。
M1平均と日能研平均を比べる
M1クラスの平均は、日能研平均より明確に高い水準でした。
特に共通問題の取り方で差が出ています。
つまり、今回の4科評価7という数字は、日能研全体の中では悪くない。
でも、M1クラスの中ではもう少し取りたい。この二重の見方が必要な回でした。
今回の結果をM1基準で見る意味
今回の結果をM1基準で見る意味は、焦るためではありません。
次の2週間で何を優先して立て直すかをはっきりさせるためです。
今回で言えば、優先順位はかなり明確でした。算数です。
国語と理科は戻した。社会は維持した。だからこそ、算数を絞って見る意味がありました。
新小6になってからの3回を並べると、流れが見えてきた

今回だけを切り取ると、算数が低かった回にも見えます。でも、新小6になってからの3回を並べると、もう少し違う景色が見えました。
4科・3科・2科の3回推移
| 試験日 | 4科 | 4科評価 | 3科 | 3科評価 | 2科 | 2科評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2/15 | 329 | 9 | 258 | 9 | 172 | 9 |
| 2/22 | 285 | 7 | 197 | 7 | 129 | 7 |
| 3/8 | 292 | 7 | 209 | 7 | 124 | 6 |
4科は、2/15が329点、2/22が285点、3/8が292点でした。
2/15から2/22で大きく落ち、3/8で少し戻した形です。ただ、2/15の高さまでは戻っていません。
3科も同じ流れでした。2/15が258点、2/22が197点、3/8が209点。2科は172点、129点、124点で、むしろさらに下がっています。
つまり、4科全体では少し戻したものの、2科の弱さはむしろ強まっています。この2科の中身が、今回の算数課題につながっていました。
国語と理科は持ち直し
国語は72点、49点、73点。理科は86点、68点、85点でした。
どちらも2/22で落ちたあと、3/8でしっかり戻しています。今回4科が踏みとどまれたのは、この2科の回復が大きかったと思います。
社会は安定
社会は71点、88点、83点でした。
3回とも大きく崩れておらず、今回も得点源として機能しています。上振れというより、今のわが家では安定して取れている科目として見たほうが自然です。
算数は3回連続で下がった
算数は100点、80点、51点でした。
この流れはかなりはっきりしています。しかも、平均との差で見ても、優位性がどんどん薄くなっていました。
2/15は大きく引っ張っていた算数が、2/22で下がり、3/8でさらに落ちました。今回の算数は、単発の失敗として見るより、直近3回の流れの中で見る必要があると思いました。
今回の算数は、どこで苦しかったのか

点数だけを見ると、今回の算数はかなり苦しかった回でした。ただ、内容まで見ると、算数全体が崩れたというより、苦手な型に寄った印象のほうが強かったです。
3回の基本集計問題を並べて見えたこと
新小6になってからの3回の基本集計問題を並べると、長男が取りやすい問題と、崩れやすい問題がかなりはっきりしていました。
取りやすい問題
公約数、公倍数、間の分数、倍数と数、数表と位置のように、手順が見えやすい問題は比較的安定していました。
崩れやすい問題
規則性、周期、数列、調べる系、後半で条件が増える問題では、崩れやすさが目立ちました。
今回の見立て
算数全体が崩れたというより、苦手な型にまとまって当たった回として見たほうが自然でした。
取りやすい問題
比較的安定しているのは、公約数、公倍数、間の分数、倍数と数、数表と位置のように、手順が見えやすい問題です。
何をやるかが分かりやすい。処理の型がある。並べたり整理したりする前に、まず入口が見える。そういう問題では、今も得点しやすい印象があります。
崩れやすい問題
逆に苦しかったのは、規則性、周期、数列、調べる系、後半で条件が増える問題でした。
3/8では、とくにこの傾向が強く出ました。同じ幅、階差数列、数字と周期、倍数数列など、規則を見つけながら進める問題で苦しんでいます。
今回の失点は「算数全体」ではなく、苦手な型に寄った印象
今回の51点だけを見ると、算数が急落したように見えます。ただ、問題内容まで重ねると、苦手な型がまとまって出た回と見るほうが自然でした。
もちろん、それで安心できるわけではありません。ただ、算数全部を広く立て直そうとすると、焦点がぼやけます。
今の長男に必要なのは、算数全体のやり直しではなく、規則性、周期、数列、調べる系をどう整理するか。そこに絞ったほうが、次の2週間の打ち手としては現実的だと感じました。
次の2週間、わが家が意識したい伴走

今回の結果を受けて、次の2週間でやることはかなり絞られました。
広く手を出すより、優先順位をはっきりさせたいです。
算数は規則性・周期・数列を優先
まず最優先は算数です。ただし、算数全体ではなく、規則性、周期、数列、調べる系に絞ります。
いきなり式にしない。まず並べる。何がくり返されているかを見る。どこで差が出ているかを見る。こうした型を、同じような問題で繰り返し確認したいです。
国語と理科は今の流れを切らさない
国語と理科は、今回戻してきました。だからこそ、ここでやり方を大きく変えず、流れを切らさないことを優先したいです。
戻した科目までいじりすぎると、全体が不安定になりやすい。今回は、維持しながら算数に時間を寄せるほうがよさそうです。
社会は得点源として維持する
社会は今回も大きく崩れませんでした。ここは無理に負荷を上げるより、薄く切らさない形で回したいと思います。
得点源を得点源のまま残すことも、4科全体ではかなり大事だと感じています。
M1の中で焦りすぎず、見る基準をそろえる
M1クラスの中で見ると、今回の結果は厳しさもありました。でも、全部が下向いた回ではありません。
4科は踏みとどまった。国語と理科は戻した。社会は維持した。算数の課題はかなり具体的に見えた。
この順番で受け止めるほうが、次の伴走にはつながりやすいと思っています。焦って全部を変えるより、見る基準をそろえて、優先順位だけをはっきりさせたいです。
まとめ|今回の結果をどう受け止めるか

今回の3/8育成テストは、4科全体では踏みとどまった回でした。ただし、M1クラスの中で見ると、現在地はもう少し厳しく見えます。
国語と理科は戻した。社会は安定していた。その中で、算数だけは流れが違っていました。
しかも今回の算数は、ただ点数が低かっただけではなく、直近3回を並べても下がり方が続いています。問題内容まで見ると、規則性、周期、数列、調べる系に課題が寄っていることも見えてきました。
だから今回の結果は、4科で悲観する回ではない。でも、算数を曖昧に済ませていい回でもない。そんな受け止め方がいちばん自然でした。
- 算数の立て直しを最優先にする
- 国語と理科の流れは切らさない
- 社会は得点源として維持する
わが家では、そんな整理で次に向かいたいと思っています。

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