【日能研小5】12/14公開模試の結果と振り返り|前回の急落から立て直せた理由

テスト振り返り
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正直、前回11/29の公開模試はきつかったです。
4科偏差値が一気に落ちて、国語は「これは…」と思う水準まで急降下。
結果を見た瞬間、「実力が落ちたのか」「このまま6年に入って大丈夫か」と、親のほうが動揺しました。

ただ、冷静に振り返ると、あの急落は“能力の問題”だけでは説明がつかない。
テスト・宿題・直し・次単元が重なったタイミングで、家庭学習の回し方が崩れ、点数に直撃した——そんな手触りがありました。

前回11/29の結果記事はこちら:【日能研小5】11/29公開模試の結果と振り返り|国語…

  1. この記事で分かること
  2. 公開模試の結果(12/14)まとめ
    1. まずは全体像(4科・3科・2科)
    2. 科目別(点数と偏差値が一目でわかる表)
    3. 順位
  3. 9月以降の公開模試推移
    1. 4科偏差値の推移
    2. 科目別推移
    3. “戻った科目”と“次の課題”を先に整理
  4. 今回(12/14)立て直せた理由
    1. 理由①:直しの型を固定(直し→類題→再テストを翌週までに)
    2. 理由②:テスト直しを3分類して最短化(読み違い/理解不足/処理ミス)
    3. 理由③:国語が戻った要因(根拠確定+直しで「なぜダメか」まで言語化)
    4. 理由④:理科が安定した要因(知識より“落とさない型”を優先)
    5. 理由⑤:算数・社会の“次の一手”(戻し切るための焦点)
  5. 成績が急降下した時の立て直しテンプレ
    1. ステップ0:急落を「実力低下」と決めつけない(まず運用チェック)
    2. ステップ1:1週間の渋滞を解消(やることを減らし、順番を固定)
    3. ステップ2:直しは3分類+最短化(1問に時間をかけすぎない)
    4. ステップ3:復習は翌週までに2回(直し→類題→再テスト)
    5. ステップ4:共働き運用テンプレ(家庭会議10分+週次レビュー15分)
    6. 保存版:忙しい家庭のためのチェックリスト(これだけやればOK)
  6. まとめ
    1. 今回の学び3つ
    2. 次回までにやること(今週の1センチ改善)
    3. 急落は通過点。大事なのは「戻し方の型」

この記事で分かること

  • 急落は「実力」より「運用崩れ」で起きやすいという見立て
  • 12/14で戻せたポイント(直し方・優先順位づけ)
  • 忙しい家庭でも再現しやすい立て直しテンプレ

公開模試の結果(12/14)まとめ

まずは全体像(4科・3科・2科)

区分得点平均偏差値ひとこと
4科320253.458.5総合がレンジに復帰
3科(国算理)253194.359.4国語・理科が効いた
2科(国算)190147.059.1国語回復のインパクト大

科目別(点数と偏差値が一目でわかる表)

科目得点平均偏差値メモ
国語10176.359.2急落から回復の中心
算数8970.657.0処理ミス減が次の一手
理科6345.959.1型が効いて安定しやすい
社会6758.654.3取りこぼしの型潰しが鍵

順位

4科:    2046位 / 10256人(上位およそ20%)
3科(国算理)1938位 / 11058人(上位およそ18%)
2科(国算) 2075位 / 11436人(上位およそ18%)

今回のハイライト

  • 国語・理科が59台でしっかり稼げた
  • 社会はまだ伸びしろ(54.3

9月以降の公開模試推移

4科偏差値の推移

58 → 54 → 57 → 4958

科目別推移

科目9/610/0411/0111/2912/14特徴
国語5248564059乱高下だが今回は戻った
算数6358585357安定寄り(伸びしろも)
理科6256625059戻りが早い科目
社会5152495754波が出やすい

“戻った科目”と“次の課題”を先に整理

戻った:国語、理科(総合も戻った)

途中: 算数(57まで戻ったが、伸びしろ)

課題: 社会(安定して取る仕組みづくり)


今回(12/14)立て直せた理由

理由①:直しの型を固定(直し→類題→再テストを翌週までに)

  1. 当日〜翌日:直し(解説を読んで納得)
  2. 週内:類題(同じ型を1〜2問)
  3. 翌週:再テスト(同じ落とし方をしていないか確認)

理由②:テスト直しを3分類して最短化(読み違い/理解不足/処理ミス)

  • 読み違い  :条件に線/単位チェックをルール化
  • 理解不足  :解説を要約して「自分の言葉」1行
  • ケアレスミス:途中式の型(分数/比/単位)を固定

理由③:国語が戻った要因(根拠確定+直しで「なぜダメか」まで言語化)

  • 設問ごとに根拠を本文で確定する
  • 直しで「なぜその選択肢がダメか」まで言えるようにする

理由④:理科が安定した要因(知識より“落とさない型”を優先)

  • 取り切る問題を落とさない
  • 計算・グラフ処理で事故らない

理由⑤:算数・社会の“次の一手”(戻し切るための焦点)

  • 算数:難問で稼ぐより、処理ミス減/時間配分(見直し余白)
  • 社会:波を減らすために「取りこぼしの型」を潰す(用語・資料・読み落とし)

成績が急降下した時の立て直しテンプレ

ステップ0:急落を「実力低下」と決めつけない(まず運用チェック)

  • 直しが溜まっていないか
  • 宿題が「終わらせるだけ」になっていないか
  • 睡眠・疲労で処理落ちしていないか

ステップ1:1週間の渋滞を解消(やることを減らし、順番を固定)

  • やることを減らす(全部は無理)
  • 順番を固定する(迷う時間をなくす)
  • 直しを先に置く(溜めない)

ステップ2:直しは3分類+最短化(1問に時間をかけすぎない)

読み違い/理解不足/処理ミス。
どれか1つに決めて直すだけで、回転が上がります。

ステップ3:復習は翌週までに2回(直し→類題→再テスト)

  • 直した問題と同じ型を1〜2問
  • 翌週に確認を1回

ステップ4:共働き運用テンプレ(家庭会議10分+週次レビュー15分)

  • 家庭会議10分:今週は何を捨て、何を残すか
  • 週次レビュー15分:テストの穴を1つだけ決める
  • 穴の修正:類題2問+再テスト1回だけ

保存版:忙しい家庭のためのチェックリスト(これだけやればOK)

  • 直しを溜めない(翌日までに手を付ける)
  • 類題を1〜2問だけ(再現)
  • 家庭会議10分で優先順位を決める

まとめ

今回の学び3つ

  1. 急落は「実力不足」だけで起きない。家庭学習が回らなくなると点は落ちる
  2. 回復の鍵は、直しの型優先順位(回し方)
  3. 次の課題は、算数の処理ミス減社会の取りこぼしパターン潰し

次回までにやること(今週の1センチ改善)

  • 直しを3分類して、原因を一言で言う
  • 類題を1問だけ足す
  • 週末の追いかけを作らない(引き算の優先順位)

急落は通過点。大事なのは「戻し方の型」

受験は波が出る。だからこそ、崩れたときに戻せる型を持っている家庭が強い。
今回の経験は、その型を家庭にインストールできた回だったと思っています。

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