【日能研】小5_6月28日公開模試|成績推移と親の伴走記録

テスト振り返り
★自己紹介&家族紹介
  • わたし:40代の会社員。中学受験を経験するものの全滅。金融業界に従事
  • 妻:40代の会社員。時短勤務。中学受験を経験して中高一貫の女子校で進学。
  • 長男(小5):2027年受験組。小3の2月から日能研関東系に通塾。
           小5現在、5クラスの上から2番目のクラスに在籍
           小1からサッカー教室に通う。
           Switch、YouTube、科学漫画サバイバルシリーズにハマり中。
  • 長女(小1):母と兄とファッションが大好き。ダンスに熱中、ピアノも少々。

わたしのことや家族のことはこちらの記事もご覧ください

2025年6月28日、日能研の小5公開模試がありました
模試から帰宅した息子に「どうだった?」と聞くと、「まあまあかな」と笑いました。
その笑顔の奥にある本音は、きっと本人にしかわからないのだと思います。
それでも、親として一緒にここまで走ってきた時間の中で、成績表に現れない小さな変化や、
見えない成長を少しずつ感じるようになりました。

この記事では、5年生前期の全6回の公開模試を振り返ります。
5年生としてのカリキュラムが2月から始まり、はや5ヶ月。
苦手な国語の偏差値をまずは40台から50台に安定させることを目標に
試行錯誤してきましたが、結果は。。。

模試の結果と教科ごとの振り返り

【国語】
・偏差値推移は47→47→53→54→56→56
・春からオリジナル問題をわたしが作成
・問題文は本科テキストの各回最初のもの(育成テストに主題される問題文)
・テキストの設問を聞き方を変えたり、文章のテーマや著者の主張を考えさせる問い。

 ➡️一緒にやっていくうちに、息子の中に「こう問われるかもしれない」という視点が
   生まれたように感じます。
   決して劇的な効果ではありませんが、偏差値の上昇は本人の中の小さな変化の積み重ねだった
   のかもしれません。

【算数】
・偏差値推移は61→59→54→59→57→56
・計算ミスや読み間違いは減ったものの、思考力を試される問題でつまずくことが増加

 ➡️成績は下がりましたが、前より問題に向き合う姿勢は良くなっているように思います。
   すぐ答えを求めず、考える時間が増えました。そういう変化は成績表の数字には出ません。
   だからこそ親が気づいて覚えておきたいと思いました。

【社会】
・偏差値推移は57→59→60→56→51→51
・暗記量が増えたことと国語に時間を取られたことでやや下がり気味

 ➡️暗記に時間が取れず、結果が下がったのは事実です。
  ただ、夏期講習は1学期の復習が中心になるので、ここで暗記に概念を重ねて教えたいと
  思っています。地方ごとの自然や産業をイメージしながら、気候や海流、地形がどう産業に
  影響するかを一緒に考えるつもりです。そんな話をすると息子は意外と興味を持つので、
  学習はまだまだ工夫次第だと感じています。

【理科】
・偏差値推移は51→64→55→54→60→58
・算数の力を使う場面が多く、得意意識を持てています。

模試後の会話と親の心の揺れ

模試が終わると、私はつい偏差値や順位ばかりに目がいってしまいます。
でも、それ以上に大事なのは模試の後の息子の言葉や表情だと思います。
「最後まで解こうと頑張ったんだ」「時間ギリギリまで見直したよ」。
そんな話を聞くと、正直泣きそうになる日もあります。
逆に「やらなきゃよかった」「全然わからなかった」という日もあって、
そんなときは一緒に悔しがったり慰めたりします。
振り返れば、私も親として感情を揺らしながらここまできました。

私自身、焦ったり後悔したりすることも多いです。
国語の答案を見て「どうしてこう書いたの?」と責めてしまったこと。
算数でミスが続き「ちゃんと確認した?」ときつく言ってしまったこと。
寝顔を見てから後悔し、翌朝「ごめんね」と言うこと。そんな繰り返しです。

模試当日の出来事と次の小さな挑戦

模試当日の夜、息子がぽつりと「最後の算数、時間足りなかった」と言いました。
その声には、悔しさと少しの誇らしさが混じっていた気がします。
以前なら、「もうだめだ」と落ち込むだけだったのに、今は「次は間に合わせたい」という前向きな言葉が出るようになりました。
成長はこういうところに表れるのだなと改めて感じました。

一方で、私は夜になっても「平均点は?」「今回の難易度は?」と検索ばかりしてしまいます。
誰かが「今回は難しかった」と書いているのを見て、安心したり落ち込んだりします。
自分でも、なんて不毛なことをしているんだろうと思います。
でもそれが、親の正直な心の動きなんだとも思います。

次にやってみたいことは、模試後の振り返りをもっと短時間にして、最後に「今日は頑張ったね」で締めくくることです。
ついあれこれ話しすぎて、子どもも疲れてしまいます。
振り返りは一教科か一問だけでもいいと思います。

親としての気づきと備忘録の意味

最近、塾の知り合いのお父さんたちと話す機会がありました。
「算数が落ちてきて不安」「理科はいいけど社会がだめで」と悩みはみんな同じです。
「家で一緒に読解をやったら国語が少し上がったよ」「一緒に解き直したらやる気が出た」なんて話を聞くと、励まされます。

模試の前日、息子は珍しく「緊張する」と言いました。私が「大丈夫、できることをやっておいで」と言うと、「うん、わかった」と小さく笑いました。
その顔を見て、ああ、この子なりに頑張っているんだと胸が熱くなりました。

私自身、最近ようやく「親だからといって何でも完璧にできるわけじゃない」と思えるようになってきました。できる範囲で寄り添い、できないことは謝り、一緒に前を向く。

最後に、この備忘録を書いていて改めて思ったことがあります。それは、親のための記録でもあるということです。数字では測れない揺れや迷いを、正直に残しておきたいと思います。たぶんこれからも、私は失敗するし焦ります。でもその中で、少しずつ私自身も変わっていけたらと思っています。

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