こんにちは。40代会社員であり、2027年に中学受験を予定している長男(小5)と、長女(小1)を育てる父親です。共働き家庭として日々の時間捻出に苦戦しつつも、我が子の成長に少しでも伴走できるように模索を続けています。
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今回は、そんなわが家がいま実践している【家庭学習の回し方】について、成功でも失敗でもない「過渡期のリアル」として書いてみたいと思います。
授業についていくので精一杯だった「最初の3ヶ月」
日能研には小3の2月から通い始め、当初は上から2番目のクラス。ただ、最初のクラス替えで2024年4月から最上位クラスに変更されました。
クラスが上がった嬉しさはありつつも、授業のスピードと難度の高さに慣れるため、4月〜7月までは「宿題だけ」で精一杯。わたしも妻も“あれこれやらせるより、まずは授業に食らいつけるように”と方針を決め、家庭学習の追加はあえて封印していました。
丸つけに1科目1時間。夜中に唸る日々
宿題の丸つけは単純作業では済みません。特に算数は、正解していても「どう考えたか」「どう書いたか」まで見たい。図形に書き込んだ軌跡、式の省略、途中の空白――子どもの思考がにじみ出ていて、我が子ながら唸らされることも何度もありました。
とはいえ、チェックに時間がかかり、1科目で1時間以上。夜中に眠気と戦いながらノートとにらめっこして、「これはミスに見えても、実は別解で正しいぞ…!」なんて声を漏らす日も。
最初は知的好奇心も満たされましたが、やがて慣れからか筆算や式を書かず、ミスで落とすことが増えていくことに落胆する場面もありました。
模試成績が後押しとなり、家庭学習を再始動
そんな日々を経て、2024年9月。公開模試と育成テストで、過去最高の成績が出ました。
- 公開模試(4科目):偏差値 58.4
- 育成テスト(400点満点):評価 8.0
「これは、今ならもう一歩踏み出せるかもしれない」と感じ、家庭学習サイクルを再始動しました。
9月〜1月の成績は明確に右肩上がりで、公開模試の平均偏差値は53.6→57.2、育成テスト評価は6.4→7.6と変化がありました。
ポストイット戦略:やることを“見える化”し、ゲーム化
私が始めたのは、ポストイットに学習内容を書いてノートに貼る方法。解き終わったら長男が線を引いて“消す”。それだけです。
でもこれが意外と効果的で、
- 今日やることが目に見える
- 達成感を即実感できる
- 管理される感が薄まり、本人の“主導感覚”が芽生える
現在のスタイル:「週単位で示して、任せる」
2025年2月、新小5のカリキュラムが始まったタイミングで、家庭学習のスタイルを変えました。
- 毎週土曜日に、わたしが4科目分のToDoをノートに記入
- どの日にどれをやるかは、長男に委ねる
- わたしは、夜にやった内容を見て、翌週の方向を微修正するだけ
こちらがそのノートの実物です:

回っているのか、いないのか。それでも進んでいる。
正直、完璧には回っていません。うまくいった週もあれば、予定倒れの週もあります。
でも今は「見える化して、本人に任せる」「振り返る習慣を親が持つ」この2つだけは手放さずに続けています。
おまけ:わが家の家庭学習チェックリスト(簡易版)
- ✅ 今日やることは“見える化”されている?
- ✅ 子どもが「自分で選んだ」と思える範囲はある?
- ✅ 予定倒れも含めて“振り返る習慣”がある?
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