日能研の保護者面談レポート|話されたこと、話したこと、得られたこと

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「面談、何を話せばいいんだろう…?」
塾講師との保護者面談で何を聞くのが正解なんだろう・・・?  聞きたいことはたくさんあるけれど、その時間を有効に活かせているかと言われると、自信がありません。  

こんにちは。40代会社員であり、2027年に中学受験を予定している長男(小5)と、長女(小1)を育てる父親です。
共働き家庭として日々の時間捻出に苦戦しつつも、我が子の成長に少しでも伴走できるように模索を続けています。  
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この記事では、4年生・5年生で私が受けた日能研の面談を振り返り、どんなことが語られ、私が何を伝え、何を得たのかを記録として残します。お読みいただいた方にとって「自分ならどう活かせるか」のヒントになれば幸いです。

ほとんど覚えていない——それが現実

まず正直に告白すると、4年次・5年次と2回行われた面談の内容を、私は詳細に覚えていません。
面談の場では頷きながら聞いていたつもりですが、時間が経つにつれて記憶は薄れ、手元に残る記録も乏しいのが現実です。

なぜ忘れてしまうのか。おそらく、事前準備が不十分で、目的が明確でなかったから。聞いたことも、聞かれたことも「その場の空気で流れてしまった」ように思います。

講師の評価は“的確”だった

両学年ともに講師からの評価は、「発言が多いわけではないが、聞かれたことにはしっかりと答える」というものでした。これは息子の性格をよく捉えていると感じました。積極的な自己主張は少ないけれど、真面目な姿勢がきちんと評価されていたのは、親として素直にうれしかったです。

しかし、肝心の家庭学習に関する具体的なアドバイスや、志望校選定に関する深い話には至らなかった。こちらが聞きたいことを明確にしておかないと、面談は「先生からのコメントを聞くだけの場」になってしまうと痛感しました。

志望校の話——講師の見解と親の不安

5年次の面談では、「志望校はどこか」と尋ねられました。そこで、現時点で気になっている学校を2〜3校伝えたところ、「5年生の終わりまでに偏差値60が安定していれば十分に狙えます」との評価を受けました。

講師の励ましに安心したのも束の間、パパ友から「うちも面談の時にその学校を志望校として話したら、その学校は内部進学率が低く、コスパが悪いと言われたよ」と聞きました。講師によって意見が分かれるのか、情報の切り取り方が異なるのか。いずれにせよ、こちらの聞き方次第で得られる情報の量と質が異なり、保護者同士の情報交換も重ねていく必要性を感じました。

面談で“情報を引き出す力”が試される

ここで私が学んだのは、面談の成果は保護者の“問い方”に大きく左右されるということです。事前に「何を知りたいのか」「どんな助言がほしいのか」をリストアップして臨むだけで、面談の質は格段に上がると思います。

たとえばこんな質問を準備しておくのも有効です:

  • 志望校の過去3年間の合格者平均偏差値は?
  • 今後3か月でどの科目にどれくらい時間をかけるべきか?
  • 同じ志望校を目指す子の特徴や傾向は?

どうしても質問が思い浮かばない場合は、ChatGPTなどの生成AIを活用するのもおすすめです。

AIを活用した面談準備も有効

面談準備で使えるChatGPTプロンプト例:

【プロンプト例①】
日能研で5年生の保護者面談があります。志望校の合格可能性や現在の学習状況について、講師に具体的にどんな質問をすると有意義なアドバイスをもらえますか?想定質問を10個リストで教えてください。

【プロンプト例②】
小5男子の保護者です。日能研の先生との面談を控えています。子どもの授業態度や性格を踏まえて、どんなことを聞くと今後の学習方針を明確にできますか?

【プロンプト例③】
「志望校に関する質問」「家庭学習の進め方に関する質問」「苦手科目克服のための質問」にカテゴリ分けして、保護者面談で使える質問例をそれぞれ3つずつ挙げてください。

【プロンプト例④】
面談を通じて講師の本音や、他の保護者が得ている有益な情報を引き出すために効果的な聞き方・表現方法を教えてください。

【プロンプト例⑤】
日能研の保護者面談に初めて参加する人向けに、当日緊張せず話すための心構えと準備リストを作ってください。  

こうしたAI活用で、考えが整理され、質問の質を高めていきたいと思いました。時間が限られる面談だからこそ、「引き出す力」と「準備」が鍵になるのではないでしょうか。

まとめ|面談は“聞く場”ではなく“対話の場”

  • 面談内容は事前準備がないと記憶にも残らない
  • 講師の評価には我が子の個性を見抜く視点がある
  • 質問の質が面談の成果を左右する
  • AIを使った下準備で質問力が高まる

今回の反省を踏まえて、次回は「質問を持って臨む」姿勢でいきたいと思います。
面談とは、講師の一方的な発信を聞く場ではなく、保護者と講師が「今後の学びの方向性」を対話を通じて擦り合わせていく場。その意識を持つだけで、きっと得られるものは変わってくるはずです。

※本記事は筆者個人の体験に基づく感想です。

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