「今日のテスト、どうだった?」
「忘れた」
その一言に、正直がっかりしてしまった自分がいました。
中学受験を目指す小学5年生の育成テスト——今回は結果が芳しくなかった回でした。
けれど、成績の数字以上に心に残ったのは、息子の反応と、それに戸惑った自分の感情です。
こんにちは。40代会社員であり、2027年に中学受験を予定している長男(小5)と、長女(小1)を育てる父親です。共働き家庭として日々の時間捻出に苦戦しつつも、我が子の成長に少しでも伴走できるように模索を続けています。
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本記事では、成績の振り返りを最小限にとどめつつ、「親としての向き合い方」を見つめ直したプロセスを綴ります。
「あえて言わない」子どもの心理に気づけなかった
6月7日の育成テスト、息子は4科目372点。
前回に比べると20点上がったものの、平均点も20点上がっているため停滞気味😮💨
「今回はどうだった?」と詰問気味に聞いたわたしに対し、
返ってきたのは「忘れた」の一言。
その瞬間、わたしは「クラス内順位が落ちたのかな」と感じましたが、
あとから冷静になると、そこには息子なりの理由があることに気づきました。
最近WEB検索に使っているperplexity AIに聞いてみたら↓の記事が出てきました。
「ケロっとしているようで、そうでもない」心の奥にある感情
その日の息子はケロっとしているように見えました。
けれど、後から振り返ってみると、いくつかのサインに気づきました。
- 答え合わせを早々に切り上げた
- 間違えた問題の解説には乗ってこなかった
- 翌日の勉強開始が少し遅かった
「平気なふり」は、子どもなりの自己防衛だったのかもしれません。
「期待してしまう」親の気持ちと、子どもの関係性
今回の「がっかり」は、点数そのものではなく、
「なぜ本人から話してくれないのか」という期待が裏切られたと感じたからです。
でも、それは親の一方的な理想だったのかもしれません。
「停滞期」も含めて、伸びる力を信じてみる
過去の平均点推移を見ると、4年生も5年生も春に成績が急上昇し、
その後「停滞期」と思えるような下降局面を迎えていました。
➡️過去の平均点推移についてはこちらの記事をご覧ください
息子もいま、その波の途中にいるのかもしれない。
焦らず、信じて見守る——親にできることは、そこなのかもしれません。
結論|「話さないこと」も、ひとつの感情表現
息子が「忘れた」と言ったのは、
- わたしをがっかりさせたくなかった
- 自分でも気にしていて口にしたくなかった
- 怒られたくなかった
そんな感情が混ざっていたからだと思います。
次に同じようなことがあったら、
「点数の話はしなくていい。でも、頑張ったことがあったら教えてね」
そう声をかけてみようと思います。
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