【日能研小6】5/6公開模試の結果と振り返り|偏差値67.3→60.7に急降下|個別面談の見立てを答え合わせした回

テスト振り返り

書いているのはこんなパパ

共働き・2児の父。長男(2015年生まれ)が日能研Mクラスで2027年中学受験に挑戦中。父親目線の伴走記録を綴っています。 筆者紹介はこちらをご覧ください

5月6日に受けた日能研の公開模試、第4回の結果が手元に届きました。長男の4科目偏差値は60.7。前回の第3回が67.3だったので、6.6ポイントの下落になります。

ちょうど直前の記事で、日能研の室長と面談した内容を書いたところでした。算数は得点源、国語は底上げよりも算数のブラッシュアップを優先、6年生からの伸びは真面目で積み上げ型の生徒の典型的な推移。室長から受けた評価をブログにまとめた、その数日後にこの数字です。

前回がピークだっただけに、振れ幅が大きく見えます。ただ、室長面談で得たばかりの「長期トレンドで見る」という構えが、ここで試されている感覚もありました。

4回分の偏差値推移を俯瞰する

まず全体像から。日能研の6年生公開模試は、わが家にとってこれで4回分のデータが揃いました。4科目偏差値の推移を並べると、こうなります。

第1回(2/8)62.7、第2回(3/1)65.1、第3回(4/5)67.3、第4回(5/6)60.7。

第1回から第3回までは、2.4ポイント、2.2ポイントと、きれいな単調上昇でした。それが第4回でマイナス6.6ポイント。3回ぶんの上昇が、ほぼ1回で帳消しになった格好です。

4科目偏差値の推移グラフ(公開模試 第1回〜第4回)

ただ、4回の平均を取ると63.95。第1回の62.7とほぼ同じ水準には収まっています。一番低いところまで戻ったわけではない。私の整理としては、ピークから落ちただけで、長期トレンドの線そのものはまだ崩れていない、という見方をしています。

科目別に見ると、内訳はもっと違う物語をしていました。算数は4回連続で上がり続けています。国語が全体を引きずり下ろした。社会と理科は中盤でピークを打って、今回はやや戻った。同じ4科目総合のなかでも、4本の科目線がまったく違う形を描いています。

算数 — 室長の見立てが裏付けられた章

算数の偏差値だけを並べてみます。62.4、62.7、68.0、69.6。4回連続で単調に上がり、合計で7.2ポイントの上昇です。前回までのピークだった68.0をさらに更新して、今回69.6まで来ました。

得点で見ると、第4回の算数は122点です。日能研の偏差値換算表(5月度)を見ると、偏差値70に対応する算数の得点は123点。つまり、あと1点で偏差値70の大台でした。

男女別順位で見ても5,877人中187位。上位3.2%圏の位置にいます。

国語が大きく崩れた回でも、算数だけは伸び続けている。これは、室長面談で繰り返し言われた「算数は4年生からずっと強み。このまま得点源にブラッシュアップしていきたい」という見立てが、4回目の数字で改めて裏付けられた形だと思います。

個人的には、ここが今回いちばん重要なところでした。4科目偏差値だけを見ると下落の回ですが、算数だけ取り出せば自己ベスト更新の回でもある。室長が「得点源として育てる」と言った科目が、ピーク回の翌月にさらに上がっている。これは長男の積み上げが空振りしていない証拠だと、父として受け取りました。

もうひとつ、第4回で大きな発見がありました。これまでの育成テストや過去の公開模試で「やや弱点」と整理していた平面図形の相似について、第4回では全体正答率10%という難問を長男が正答しています。父として、ここは弱点ではなく標準レベルとして再分類できる、と判断しました。算数の武器化は、得意領域のブラッシュアップだけでなく、過去の弱点ラベルを丁寧に剥がしていく作業でもあるのだと思います。

国語 — 同じく室長の見立てが、苦い形で裏付けられた章

国語の推移はこうです。68.1、57.9、59.7、47.9。

第1回がピークで、そこから10.2ポイント下げ、いったん持ち直したかに見えて、今回さらに11.8ポイント下げた。第1回からの下げ幅は20.2ポイントです。算数の上昇幅とちょうど真逆の動きでした。

4回通算の振れ幅で見ても、国語の20.2ポイントは突出しています。算数の振れ幅7.2と並べると、振れ幅でも対照的です。

第4回の国語は67点。換算表で見ると、偏差値50に対応する国語の得点は73点、偏差値55は87点です。つまり、あと6点取れれば偏差値50に戻る。あと20点で偏差値55まで届く。下がった国語ですが、戻すための距離としては、極端に遠いわけではありません。

ここで思い出すのが、室長面談の場で言われた言葉です。「第一志望校の国語は難しく、最終的には算数勝負になる傾向がある。国語の底上げよりも、算数のブラッシュアップを推奨します」。あのときは、国語が悪くないうちに聞いた話なので、戦略の選択肢として整理して受け取っていました。

それが、今回の結果で皮肉な形で裏付けられました。国語は単発の振れ幅が大きい。一方の算数は、積み上げが効いて単調に上がる。リソース配分として算数を優先するという室長の判断は、第4回の数字を見ると、合理性が一段クリアになります。父として感じたのは、「国語を放っておく」のではなく、「国語に振り回されない」軸が要るということでした。

換算表ベースの整理に加えて、答案を見て気になったポイントもあります。第4回では、抽象語彙の漢字化(「選考・動機・使命・収集・局面」など)が並ぶ設問で、長男が5問全滅していました。物語の心情読解の弱さとあわせて、国語のなかでの具体的な穴が今回はっきり見えた回でもあります。「単発の振れ幅が大きい」で済ませず、答案単位で穴を特定して埋めていくこと。これが第4回が残してくれた具体的な宿題でした。

社会・理科 — 中盤からピークアウト

社会と理科は、第2回・第3回で偏差値のピークを打って、今回はやや戻ったかたちです。

社会は59.0、70.9、66.9、62.5。第2回の70.9がピークで、第3回・第4回と少しずつ落ちています。理科は54.4、64.2、66.4、60.7。こちらは第3回がピーク。どちらも「ピーク回からの戻り」という意味では似た形をしています。

ただ、4回のレンジで見ると、社会は59〜70、理科は54〜66あたりで動いています。算数の単調上昇や、国語の急変動と比べると、振れ幅は中庸です。第4回単体で見れば下げの回ですが、長期トレンドとしては「平均的に推移している」という評価が私の整理です。

社会と理科については、今回は深く掘りません。一喜一憂しないと決めた科目です。

4科目の振れ幅をどう解釈するか

科目別偏差値の推移グラフ(公開模試 第1回〜第4回)

科目別に並べると、4本の線はてんでバラバラの方向に走っています。算数は右肩上がり、国語は階段状に右肩下がり、社会と理科は山なりで下りに入った。総合偏差値の60.7という1本の数字は、この4本の合成にすぎません。

私の整理としては、こうです。総合偏差値の単発の上下は、たまたま4本の科目線が同時に上を向いた回(第3回)と、たまたま国語が大きく下げた回(第4回)の差でしかない、と。室長が面談で言っていた「真面目で積み上げ型の生徒は6年生から伸びる」という発言の本筋は、算数のような単調上昇カーブに表れる。逆に国語の振れ幅は、長男の積み上げが足りないことを示しているのか、単発の単元相性なのかは、もう1〜2回ぶんの公開模試を待たないと判断できません。

父として感じたのは、4科目偏差値の数字一発で評価しないこと。これは室長面談を経た自分への戒めです。前回の67.3で舞い上がっていたら、今回の60.7は心の底から落ち込む数字になっていたと思います。事前に「数字は揺れる、見立ては揺れない」と整理しておいたことが、この封筒を開けた瞬間の自分を支えました。

4回通算の振れ幅を一覧にしておきます。

科目 最高 最低 振れ幅
国語 68.1 47.9 20.2
社会 70.9 59.0 11.9
理科 66.4 54.4 12.0
算数 69.6 62.4 7.2

国語と算数の振れ幅が対照的です。算数が振れ幅7.2で安定して武器化しているのに対し、国語は振れ幅20.2で4科目総合の振れ幅をほぼ規定しています。

仮に国語が偏差値55まで戻れば、4科目偏差値は63〜64の水準に乗る計算になります。判定上、いちばんレバレッジが効くのは国語です。ただし、国語の振れ幅は出題構成への依存度が大きいため、即効性は期待しません。算数のメンテナンスこそが、判定維持の生命線だ、というのが私のいまの整理です。算数の偏差値68〜70レンジが崩れない限り、国語が一時的に下げても4科目は60台前半で踏みとどまれる。逆に算数が崩れたときに国語が同時に下げると、底が抜けます。

次の公開模試までの宿題

具体的な目標は、換算表から逆算するのがいちばんわかりやすいと思っています。

算数は、あと1点で偏差値70。これは、今のままのリズムで積み上げていれば、ふつうに射程に入る数字です。室長が言ったとおり、得点源としてさらにブラッシュアップする方針で問題ない。

国語は、あと6点で偏差値50に戻る。あと20点で偏差値55。今回が67点だったので、+6点なら手応えのある現実的な目標です。家庭での取り組みは、国語の対策時間を倍にするような大改造ではなく、毎週のカリテと栄冠を雑にしないことを優先します。室長の言うとおり、リソースの主軸は算数に置いたまま、国語は崩れすぎないラインで止める。

室長面談のなかでもう一つ、私の支えになっている言葉があります。「志望校の最終確定は8月末でOK」。第4回の結果でぐらついて、家庭の方針を全部書き換えるような動き方はしない。8月末までに、もう数回ぶんの公開模試データが積み上がります。今回の60.7が単発のノイズなのか、トレンドの折り返しなのかは、6月以降の数字で見えてくるはずです。

父親としての所感

室長面談の記事を書いて公開した直後に、その見立てを問うような数字が届く。タイミングとしてはなかなかでした。

ただ、室長から得た見立ては、第4回の結果でむしろ補強された、というのが私の結論です。算数は単調上昇で、得点源として育っている。国語は振れ幅が大きく、ここに過剰投資しないという判断は合理的に見える。長期で積み上げが効く子だ、という評価そのものは、算数のカーブが今も裏付けてくれている。

数字は揺れます。今回の-6.6ポイントは、その揺れの分かりやすい一例でした。でも、見立ては揺れない。室長が4年生からの長男を見続けて言語化してくれたことが、5月6日の1回の結果で覆ることはありません。

公開模試はあと何回か続きます。次は、4科目偏差値の数字に一喜一憂せず、算数の単調上昇が続いているか、国語が偏差値50ラインまで戻ってこられるかを見るつもりです。地道に積み上げていくだけです。

※ 数値根拠は日能研「6年生公開模試 偏差値換算表 5月度」を一部引用しています。本記事はわが家の長男の実績に基づく個人的な記録で、成績の推移や学習方針は家庭によって異なります。

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