【日能研小6】5/31公開模試の結果と振り返り|4科偏差値61.8で下げ止まりと国語回復

テスト振り返り

書いているのはこんなパパ

共働き・2児の父。長男(2015年生まれ)が日能研Mクラスで2027年中学受験に挑戦中。父親目線の伴走記録を綴っています。 筆者紹介はこちらをご覧ください

5月31日の公開模試お疲れ様でした。
長男の4科目偏差値は61.8。
前回(5/6)が60.7だったので、1.1ポイントの微回復です。
急落した前回から、ひとまず下げ止まったかたちになります。

前回(5/6)は、4科目偏差値が67.3から60.7まで一気に落ちた回でした。
あの記事の最後に、私は次の模試に向けて2つの宿題を書きました。
ひとつは「算数の上昇は続くか」。
もうひとつは「国語は偏差値50ラインまで回復するか」。
今回は、その2つの宿題への答え合わせの回です。

結論、答え合わせの手応えは悪くありませんでした。
詳しい中身を、科目ごとに振り返ります。

5回分の偏差値推移を俯瞰する

まず全体像から。
6年生になってからの公開模試について5回分のデータが揃いました。
4科目偏差値の推移を並べると、こうなります。

実施日 4科目偏差値
第1回 2/8 62.7
第2回 3/1 65.1
第3回 4/5 67.3
第4回 5/6 60.7
第5回 5/31 61.8
4科目偏差値の推移グラフ(公開模試 第1回〜第5回)

第1回から第3回までは、2.4ポイント、2.2ポイントときれいな単調上昇でした。
それが第4回でマイナス6.6ポイント。
今回の第5回はそこからプラス1.1ポイント。
ピーク回の67.3には届きませんが、急落した前回からは持ち直しています。

5回分の平均を取ると、63.5前後になります。
第1回の62.7とほぼ同じ水準です。
第4回の60.7という底まで戻ったわけでもなく、第3回の67.3というピークまで上がったわけでもない。
私の整理としては、ピークから一度落ちて、また平均線の近くに戻ってきた回、という見方をしています。

ただ、4科目総合のプラス1.1ポイントという数字を科目別でみると、上がった科目もあれば下がった科目もある。
同じ「微回復」という一言の下で、4本の科目線はそれぞれ別の物語を進めていました。
ここからは、5/6に立てた2つの宿題に沿って、その中身を見ていきます。

宿題その1 — 算数は得点源であり続けたか

最初の宿題は「算数の上昇は続くか」でした。
算数の偏差値だけを並べてみます。
62.4、62.7、68.0、69.6、そして今回62.0。
第4回までの単調上昇が一旦止まって、7.6ポイント下げました。

数字だけ見ると、ずいぶん下げたように映ります。
ただ、5回分を通して眺めると、見え方が変わります。
第1回が62.4、第2回が62.7、そして今回が62.0。
第3回・第4回の68.0と69.6だけが、ぽんと飛び抜けていた回だった、
と読むこともできます。

私の整理としては、今回の62.0は「下落」というより「突出していた回が落ち着いて、地力のベース水準に回帰した」という見方です。
算数のベースは、もともと62前後にありました。
第3回・第4回で一段上のレンジに乗ったのは、長男の積み上げが効いてきた証拠だと受け取っていますが、それが毎回そのまま続くとは限りません。
ピークが落ち着いて、地力の線に戻った。今回はそういう回でした。

第5回の算数の詳細データを置いておきます。

項目 数値
得点 103点
平均点 71.1点
偏差値 62.0
総合順位 12,122人中1,256位
男女別順位 5,951人中832位

平均点71.1点に対して103点。平均より30点以上上回りました。
男女別では5,951人中832位、上位14%ほどの位置です。
突出回の187位(第4回)と比べれば下がりましたが、
それでも算数は全体のなかで上の方に踏みとどまっています。

そして、ここがいちばん見たかったところです。
4科目偏差値が下がった第4回でも、今回の第5回でも、算数は62台を維持しました。
総合が揺れるなかでも、算数だけは地力の床が抜けていません。
得点源としての見立ては、今回の数字でも揺らがなかった、
と振り返っています。

宿題その2 — 国語は50ラインまで戻ったか

2つ目の宿題は「国語は偏差値50ラインまで回復するか」でした。
国語の推移はこうです。68.1、57.9、59.7、47.9、そして今回54.7。
第4回で50を割っていた国語が、今回は54.7まで戻りました。
50ラインを超えて、宿題はクリアです。

第4回の47.9からは6.8ポイントの回復になります。
得点で見ると、平均点81.0点に対して93点。
第4回は平均を下回っていたので、平均を上回る側に戻った、という変化でもあります。

5月は、家庭でも塾でも随筆に多く触れた1ヶ月でした。
長男が苦手にしていたのは、まさに随筆の大問です。
そこに繰り返し触れたことが、今回の答案に表れたのかなぁと思っています。

具体的な数字でも、改善が見えました。
随筆の大問の正答数が、第4回は8問中3問だったのが、第5回は7問中5問に増えています。設問数そのものが回ごとに違うので単純比較はできませんが、
苦手にしていた領域で取れる問題が増えた、という手応えはありました。
偏差値の回復が、答案単位の改善と地続きになっていたのは、見ていて素直にうれしいところです。

ただ、国語は振れ幅が大きい科目です。5回を通して68.1から47.9まで、振れ幅は20以上あります。
今回の54.7も、ピークの回でも底の回でもなく、振れの中心に近いあたりに戻ってきた、という観察です。
だから、今回戻ったから安心、とも、今回戻っただけでまだわからない、とも、どちらにも振り切らずに見ています。
50ラインを回復したという宿題の答えは出ました。そのうえで、この水準が続くかどうかは、次の回以降の数字で見ていくつもりです。

理科の牽引

今回いちばん全体を引き上げてくれたのは理科でした。
理科の推移は54.4、64.2、66.4、60.7、そして今回65.6。
第4回の60.7から4.9ポイント上がっています。

科目別偏差値の推移グラフ(公開模試 第1回〜第5回)

理科の総合順位は、11,653人中503位。
割合にすると上位4.3%ほどです。
4科目のなかでは、今回いちばん上位の科目になりました。

この上昇には、わかりやすい理由がありました。
今回の理科で出題された単元が、直近2回の授業で扱ったばかりの範囲で、しかも長男の得意領域である「水溶液」「中和」でした。
授業で触れたばかりの、もともと得意な単元が出る。条
件が重なれば、相対的に偏差値が上がりやすくなります。

なので、今回の65.6を理科の実力がぐんと伸びた証拠だ、とまでは読んでいません。
出題と長男の得意領域が噛み合った回、という見方をしています。
それでも、得意な単元が出たときにきちんと取り切れたことは、地力の確かさとして受け取っています。
理科は5回を通して54〜66あたりで動いていて、今回はその上端に近い回でした。

社会は実力値

社会は、今回60.9でした。
推移は59.0、70.9、66.9、62.5、そして60.9。
第4回の62.5からは1.6ポイントの微減です。

第2回の70.9がこれまでのピークで、そこから第3回・第4回・第5回と、少しずつ落ち着いてきています。
ただ、これを下落と呼ぶほどの動きではない、というのが私の整理です。
特別な上振れでも下振れでもなく、これが今の社会の地力なのだろう、と見受けています。

5回のレンジで見ると、社会は59〜70あたりで動いています。
第2回の70.9が少し高すぎたぶん、そこから平均的な水準に落ち着いてきた、
という読み方が自然です。
今回の60.9は、その平均線のあたりにある実力値として、淡々と受け止めています。

4科目の下げ止まりをどう読むか

ここまでの科目別を、4科目総合に戻して整理します。
4科目偏差値の推移は67.3、60.7、61.8。
第3回のピークから第4回で急落し、第5回でわずかに戻しました。
下げ止まりと、プラス1.1ポイントの微回復です。

今回の61.8という数字は、4本の科目線の合成にすぎません。
算数が突出から地力水準に戻り、
国語が50ラインを回復し、
理科が牽引役になり、
社会が実力値で落ち着いた。
プラスとマイナスが入り混じった結果、総合では微回復に着地しました。
同じ「微回復」という言葉でも、その中身は科目ごとにまったく別の物語です。

前回の記事でも書いたとおり、私は4科目偏差値の数字一発で評価しないようにしています。
5回分の平均を取ると63.5前後。
第1回とほぼ同じ水準です。
平均線で見ておけば、今回の61.8は「平均の近くに戻ってきた回」として、落ち着いて受け止められます。

単発の上下は、その回の出題単元と長男の得意・不得意が噛み合ったかの差でもあります。今回でいえば、理科は噛み合い、算数は突出回ほどは噛み合わなかった。
長期トレンドの線そのものは、5回を通して見れば崩れていない、
というのが私の今の整理です。

わかったこと

宿題を立てておくと、結果が「答え合わせ」になる

今回いちばん実感したのは、前回の記事で2つの宿題を書いておいたことの効きめでした。「算数の上昇は続くか」「国語は50ラインまで戻るか」。
問いを先に立てておいたおかげで、結果が出たときに見るべき場所が決まっていました。

科目ごとに、ぜんぶ違う物語をしている

算数は突出から地力への回帰。
国語は底からの回復。
理科は出題との噛み合いによる上昇。
社会は実力値での落ち着き。
プラスとマイナスが混ざって、総合は微回復に着地しました。

ピークでも底でもなく、「振れの中心」を見る

算数の62.0も、国語の54.7も、社会の60.9も、見方を変えれば「振れの中心に戻ってきた数字」でした。
算数は突出回から地力水準へ、
国語は底から振れの中心へ、
社会はピークから平均線へ。
どれも、極端だった回から、ふだんの自分の水準に近づいたという共通点があります。

5回分のデータが溜まってきて、ようやく「振れの中心」が見えはじめました。
一回ごとの数字より、この中心がどこにあるかを見ていくほうが、長男の現在地を捉えやすいと感じています。

わが家の次の一手

次の模試に向けて、また宿題を置いておく

今回うまくいった「宿題を立てる」やり方を、そのまま次の回にも引き継ぎます。
今回見えたことから、次に確かめたい問いは2つです。

ひとつは「国語の54.7は、続くのか、また振れるのか」。
今回は随筆の改善が効きましたが、国語は振れ幅の大きい科目です。
今回の回復が一時的なものなのか、振れの中心が少し上がってきたのかは、次の回で見えてくるはずです。
もうひとつは「算数は62前後の地力水準を、ふたたび上に抜けられるか」。
突出回がもう一度来るのか、それとも62台が今の床なのか。
どちらでも慌てずに、数字で確かめていきます。
問いを置いておけば、次の封筒もまた答え合わせになります。

通常ルーティンを、淡々と回し続ける

今回の結果を受けて、家庭の取り組みを大きく組み替えるつもりはありません。
国語が戻ったからといって国語を増やしすぎることもしないし、
算数が地力水準に戻ったからといって慌ててテコ入れすることもしません。

1回の模試は、出題との相性や体調で、いくらでも揺れます。
揺れる数字のなかで、揺れない部分だけを淡々と続ける。
今回の答え合わせで、その構えがあらためて自分のなかで固まりました。

次の公開模試では、今回置いた2つの宿題の答え合わせをします。
総合の数字に一喜一憂せず、国語の振れの中心がどこに落ち着くか、算数の地力水準がどう動くかを見ていくつもりです。
あとは、いつもどおり。地道に積み上げていくだけです。

noteもやっています

育成テスト結果の見方や、家庭で使える記録テンプレートなど、忙しい共働き家庭が手元で使える実用的な道具を、noteで少しずつ整えています。
共働き父の中学受験伴走ノート(note)はこちら →

※ 本記事はわが家の長男の実績に基づく個人的な記録で、成績の推移や学習方針は家庭によって異なります。

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