書いているのはこんなパパ
共働き・2児の父。長男(2015年生まれ)が日能研Mクラスで2027年中学受験に挑戦中。父親目線の伴走記録を綴っています。 筆者紹介はこちらをご覧ください
5/10育成テストお疲れさまでした。
3月のクラスアップ、4月の新年度開始を経て、GWを挟んでの一区切りです。
6年生になってからの育成テスト9回(うちクラスアップ後7回)と公開模試4回、合わせて13回分のテストデータが手元に揃いました。
この記事では、5/10に実施した育成テストの結果と直近2ヶ月の推移分析を綴ります。
5/10育成テストの結果
まず4科目総合から。
基本集計は得点349、平均262.2、評価8。総合10312人中839位で上位8.5%。
受験種別集計は得点396、平均376.0、評価7。応用クラス3443人中1048位で上位30%。
科目別の評価は以下のとおりです。
- 国語: 共通83/応用25/合計108、基本評価8/受種評価6
- 算数: 共通85/応用22/合計107、基本評価7/受種評価6
- 社会: 共通+応用90、基本評価8/受種評価6
- 理科: 共通+応用91、基本評価9/受種評価8
理科の基本評価9・受種評価8は、クラスアップ後7回の中で最も高い水準です。
4日違いの5/6公開模試と並べると、対比が見えやすくなります。
| 科目 | 公開模試5/6 偏差値 | 育成テスト5/10 基本評価 | 育成テスト5/10 受種評価 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 47.9(急降下) | 8 | 6 |
| 算数 | 69.6(上位3.2%) | 7 | 6 |
| 社会 | 62.5 | 8 | 6 |
| 理科 | 60.7 | 9 | 8 |
国語は4日でほぼ反対の数字が出ています。
算数は公開模試で偏差値69.6、育成テストでも安定した上位。
理科は育成テストで全期間ピーク。
社会は両テストとも堅実。
科目別の振り返り
際立ったのは理科でした。基本評価9・受種評価8は、クラスアップ後の7回で初めて見る組み合わせです。
共通+応用で91点、全員平均58.3点に対して+32.7ptの上乗せ。
応用クラス内平均77.2点に対しても+13.8ptで、応用クラスの中でも頭一つ抜けた回でした。
3月以降の理科は受種評価で5〜6を行き来していたので、今回が地力なのか相性なのかは、もう一度見ないと判断できません。
ただ、下げ止まりではなく明確な上振れが出たのは収穫です。
算数は基本評価7・受種評価6。共通85点(全員平均59.5、+25.5pt)、応用22点。
クラスアップ後の算数は受種評価で4→5→8→7→7→6→6と推移してきました。
今回は数字としては中位ですが、共通点差で見ると相変わらず+25.5ptの上乗せ。
応用で5割に満たないことは継続課題ですが、共通が8割以上で安定してきたことは安心材料です。
国語は基本評価8/受種評価6。共通83点(全員平均68.9、+14.1pt)、応用25点。
5/6公開模試で偏差値47.9まで急降下した4日後に、育成テストでは基本評価8まで戻している。
国語の振れ幅は実力の振れではなく出題構成への依存度の高さ、というのが実感です。
社会は基本評価8・受種評価6。共通+応用で90点、全員平均73.0pt差は+17.0pt。
派手な数字ではないものの、新年度に入ってから受種評価で5〜6のレンジを淡々と維持しています。
育成テストの推移(新年度〜GW明け、7回分)
クラスアップ後の3/8〜5/10、計7回分の科目別推移を整理します。
基本評価(全員中の相対評価)。
- 国語: 7, 8, 6, 7, 9, 6, 8(平均7.29、最高9・最低6)
- 算数: 6, 7, 9, 8, 7, 9, 7(平均7.57、最高9・最低6)
- 社会: 7, 8, 9, 7, 7, 7, 8(平均7.57、最高9・最低7)
- 理科: 7, 7, 7, 6, 8, 7, 9(平均7.29、最高9・最低6)
受験種別評価(応用クラス内の相対評価)。
- 国語: 6, 6, 3, 6, 9, 5, 6(平均5.86、最高9・最低3、振れ幅6)
- 算数: 4, 5, 8, 7, 7, 6, 6(平均6.14、最高8・最低4、振れ幅4)
- 社会: 6, 7, 8, 5, 5, 5, 6(平均6.00、最高8・最低5、振れ幅3)
- 理科: 5, 5, 5, 5, 6, 5, 8(平均5.57、最高8・最低5、振れ幅3)
注目したいのが算数の適応カーブです。
共通問題の得点を全員平均と比べた差分は、
+0.3 → +9.7 → +37.2 → +33.7 → +22.5 → +38.1 → +25.5。
クラスアップ初週の3/8でほぼ平均、翌週に+9.7、3週目で一気に+37.2まで持ち上がっています。
そこから先は+20〜+38のレンジで動き、応用クラスの算数に身体がなじんだ流れが数字で見て取れます。
国語は受種評価で3→9の振れ幅6。
応用クラス内では出題回ごとに上位3分の1にも下位3分の1にも行く、というのがクラスアップ後の実態。
社会・理科は受種評価の振れ幅が3で、応用クラス内では中庸の位置に落ち着いています。
理科だけは5/10の8で初めて上振れが出たかたちです。
受種評価の平均は4科ともおおむね5.6〜6.1のレンジ。
応用クラス内で平均的に通用する水準まで来た、というのが2ヶ月の到達点だと受け止めています。

公開模試の推移(2/8〜5/6、4回分)
公開模試は4回分。4科目偏差値と科目別偏差値の推移は次のとおりです。
| 試験日 | 4科目偏差値 | 算数 | 国語 | 社会 | 理科 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2/8 第1回 | 62.7 | 62.4 | 68.1 | 59.0 | 54.4 |
| 3/1 第2回 | 65.1 | 62.7 | 57.9 | 70.9 | 64.2 |
| 4/5 第3回 | 67.3 | 68.0 | 59.7 | 66.9 | 66.4 |
| 5/6 第4回 | 60.7 | 69.6 | 47.9 | 62.5 | 60.7 |
4科目偏差値は62.7→65.1→67.3と3回連続で積み上がったあと、4回目で60.7まで-6.6pt下落しました。
算数が62.4→62.7→68.0→69.6で4回連続単調上昇。
+7.2ptを4回かけて積み上げてきたかたちです。
国語は68.1→57.9→59.7→47.9。
1回目から4回目までの振れ幅は20.2pt。
1回目で偏差値68を出した同じ子が、4回目で47.9まで降りるというのが、現在の国語の振れ方です。
社会は59.0→70.9→66.9→62.5、理科は54.4→64.2→66.4→60.7。
どちらも山なりで、4回目はピークから一段下がりました。

11回分の全量分析で見えた構造
ここで育成テスト7回と公開模試4回を並べて見ると、構造がはっきりしてきます。
まず、共通問題の得点を全員平均と比較して科目別に平均すると次のようになります。
- 算数: +0.3, +9.7, +37.2, +33.7, +22.5, +38.1, +25.5 → 平均約+23.9
- 社会: +11.5, +20.9, +22.4, +12.8, +15.4, +12.9, +17.0 → 平均+16.1
- 理科: +16.0, +6.4, +13.1, +8.6, +20.0, +10.9, +32.7 → 平均+15.4
- 国語: +14.5, +16.9, +8.1, +17.3, +20.2, +2.9, +14.1 → 平均約+13.4
算数が頭一つ抜けています。
公開模試の偏差値推移と整合する結果で、育成テストの共通問題で測っても、公開模試の偏差値で測っても、算数が最上位という見立ては変わりませんでした。
次に、振れ幅を両テストで並べてみます。
| 科目 | 公開模試 偏差値振れ幅 | 育成テスト 受種評価振れ幅 |
|---|---|---|
| 国語 | 20.2 | 6(3→9) |
| 算数 | 7.2 | 4 |
| 社会 | 11.9 | 3 |
| 理科 | 12.0 | 3 |
国語だけが両テストで突出した振れ幅を持っています。これも両方向から確認できた構造です。

5/10の育成テストで国語の基本評価8が出ているように、国語の地力そのものが47.9まで落ちる位置にあるとは思っていません。
仮に公開模試の国語偏差値が55前後まで戻れば、4科目偏差値は63〜64の水準に乗ります。
一方で4科目偏差値60台後半の判定を維持する生命線は、算数の偏差値68〜70レンジを守ること。
これは4回分の公開模試と育成テストの算数推移の両方から見て、現実的な水準だと思います。
国語のレバレッジは大きい、ただし即効性は期待しにくい。
出題構成への依存度が高く、テクニックで底上げできる幅が限られている、というのが11回分を見ての実感です。
7月までは、算数の上振れを定着させる作業と、国語の下振れを浅くする作業を、淡々と続けるのが現実的だと考えています。
父親としての所感
室長面談で出てきた言葉は3つでした。
●算数は得点源
●国語は底上げよりも算数のブラッシュアップ
●真面目で積み上げ型は6年生から伸びる
11回分のデータを並べたあとに読み返すと、この3つはどれも数字で裏付けが取れました。
「真面目で積み上げ型は6年生から伸びる」は、クラスアップ後の算数の適応カーブで実証されたと思っています。
+0.3で始まり、3週目で+37.2まで持ち上がり、その後+20〜+38のレンジに収まった。
応用クラスの算数に身体がなじむまでの過程が、はっきりとした曲線になりました。
「国語に振り回されない」は、振れ幅構造で裏付けが取れました。
公開模試の偏差値振れ幅20.2と、育成テストの受種評価振れ幅6(3→9)。
どちらも他3科目より明らかに大きい。国語の数字に一喜一憂しないという方針は、感覚論ではなく構造的に妥当だった、というのが11回分を経ての結論です。
6月以降、観察すべきポイントを3つに絞ります。
- 算数の公開模試偏差値が68〜70レンジを維持できるか
- 国語の公開模試偏差値が50ラインを超えてくるか
- 理科が5/10の上振れをトレンドとして継続できるか
先週もお疲れさまでした。今週も頑張りましょうー!
※ 本記事はわが家の長男の実績に基づく個人的な記録で、成績の推移や学習方針は家庭によって異なります。

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