【日能研小6】4/19育成テスト結果と振り返り|やることを増やさなかった「引き算」の判断

テスト振り返り

書いているのはこんなパパ

共働き・2児の父。長男(2015年生まれ)が日能研Mクラスで2027年中学受験に挑戦中。父親目線の伴走記録を綴っています。 筆者紹介はこちらをご覧ください

新学期が始まって2週間が経過。
学校生活を送りながら週5の塾生活。
4/19に実施された育成テストは基本集計4科で評価8。
やることを足さないという判断が、今回は結果につながりました。

前回の宣言を、やらなかった

4/12の第6回結果を受けて、理科の下降に対して「1日15分、対策教材を追加する」と書きました。
が、環境変化が激しい中で負荷を増やしても逆効果かなと思い見送りました。
代わりに、授業の二日後までに栄冠のい宿題を終わらせるという普段のルーティンだけで1週間を過ごしました。

4月は、引き算を選んだ

新学期・クラス替え・新担任

4月は、子どもにとって地味に重たい月です。クラス替えがあり、担任が変わり、新しい友人関係が始まっています。本人は「ふつう」と答えます。でも、帰宅後の表情や食欲のわずかな揺れを見ていると、意識しないところで消耗しているのが伝わってきます。

見えない消耗に、足し算はリスク

この時期に「理科対策を追加する」は、一見前向きに見えます。でも実際には、落ち着きどころを探している最中の子に、新しい負荷を載せることになります。家庭学習を増やすのは、環境が安定してからでも遅くありません。今回は引き算を選びました。

第7回の結果(4/19実施)

基本集計(全受験生)

科目 得点 平均点 評価 順位 上位%
4科目 333 257.3 8 9,847人中1,335位 13.6%
3科目(国算理) 253 191.5 8 10,971人中1,197位 10.9%
2科目(国算) 174 131.4 8 11,332人中1,220位 10.8%
国語 95 74.8 9
算数 79 56.5 7
社会 80 64.6 7
理科 79 59.0 8

4科目333点・評価8。国語が評価9まで跳ね、他3科目は評価7〜8で収まりました。

受験種別集計(応用クラス内)

科目 得点 平均点 評価 順位 上位%
4科目 410 380.0 7 3,462人中796位 23.0%
3科目(国算理) 330 297.6 7 3,879人中687位 17.7%
2科目(国算) 251 222.2 8 3,899人中576位 14.8%
国語 141 123.8 9
算数 110 98.4 7
社会 80 81.6 5
理科 79 75.3 6

応用クラス内では4科評価7・上位23.0%。総合順位は第6回の1,596位から796位まで上がりました。

過去5回の推移(第3回〜第7回)

基本集計・4科推移

日付 合計 平均点 平均との差 評価
第3回 3/8 292 252.1 +39.9 7
第4回 3/15 294 242.2 +51.8 7
第5回 3/22 319 240.8 +78.2 8
第6回 4/12 304 234.2 +69.8 7
第7回 4/19 333 257.3 +75.7 8

受験種別集計・4科推移

日付 合計 平均点 平均との差 評価
第3回 3/8 353 370.4 −17.4 5
第4回 3/15 332 342.1 −10.1 5
第5回 3/22 367 359.5 +7.5 6
第6回 4/12 342 341.8 +0.2 6
第7回 4/19 410 380.0 +30.0 7

科目別推移(受験種別・応用クラス内)

科目 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 傾向
国語 116(6) 96(6) 81(3) 101(6) 141(9) 評価9まで跳ねた
算数 69(4) 72(5) 122(8) 90(7) 110(7) 高位で安定
社会 83(6) 89(7) 93(8) 84(5) 80(5) 停滞継続
理科 85(5) 75(5) 71(5) 67(5) 79(6) 下降ストップ

受験種別4科は、第3回353点から第7回410点まで積み上がりました。科目別では、国語が評価9まで跳ね、理科が第6回までの下降から反転。算数は高位で安定。社会だけが停滞を続けています。

科目別に起きたこと(単元相性の視点)

国語:得意単元「要約」でハマった

今回の単元は「要約」。部分ごとの中心をつなげて、組み立て直す作業でした。長男の構造把握力が活きる得意単元です。実力が跳ねたというより、単元相性でハマった回だと見ています。評価9は嬉しい。でも舞い上がらないようにしています。

算数:「比」の積み上げが効いた

第6回「割合と1あたりの量」、第7回「文章題における比の活用」。連続単元で、比の理解が前回から積み上がりました。偶然ではありません。毎週のカリテと栄冠の繰り返しが、じわりと効いてきた感覚があります。

理科:「月」で下降ストップ

前回「星・太陽」、今回「月」。天体単元が続きました。「図を利用して状況を明確にする」という学びの視点が、長男の思考スタイルに合っていたのだと思います。対策を追加していないのに下降が止まったのは、この単元相性によるものではないでしょうか。

社会:歴史の暗記量で停滞

「律令政治と貴族の政治」は、歴史初期の範囲で、人物名・制度名の暗記量が多い単元です。対策なしでは点が取りにくい範囲でした。社会の停滞は、わが家の今後の課題として残ります。

平均点257.3点という「易しい回」だった事実

今回の平均点は257.3点。
第3回〜第7回の5回の中で、最も高い平均点です。
評価8のラインは「平均+70点前後」が目安。
今回は326点前後で、実得点333点。

つまり、今回の評価8は「高い平均点の回に、少しだけ上乗せした」結果でもあります。
評価8が定着したわけではない、くらいの冷静さで受け止めています。

わかったこと

親の介入には「時期」がある

4月のような環境変化の時期に家庭学習を足すのは、短期的には善意です。
成績が下がっているのだから、手を打ちたくなる。
でも、子どもの見えない消耗を考えると、長期的にはリスクになります。

親の介入は、時期を選ぶ。
当たり前のようで、実行するのは難しいと感じました。
「いま介入するのが正しいのか」を、感情ではなく状況で判断する。これが今回の一番の学びです。

足し算の発想だけでは、子どもが壊れる

「もっとやらせないと」「対策を追加しないと」。
親の焦りは、ほとんどの場合、足し算に向かいます。
新しい教材、新しい問題集、新しい時間割。
足すことには、手を動かしている実感があります。やっている感がある。

でも、子どものキャパシティは有限です。
小6の1週間は、すでに通常カリキュラムでかなり埋まっています。
そこに追加で足していく発想だけで進めると、どこかで破綻します。
成績ではなく、本人の姿勢や表情に先に出るのではないでしょうか。

引き算・見送りも、立派な戦略

今回、理科の対策を見送ったことは、積極的な選択でした。
「やれなかった」ではなく「やらないと決めた」。

何を足すかと同じくらい、何を足さないかを決めること。
見送りにも理由を持たせること。
受験勉強の文脈では語られにくい話ですが、家庭学習の現場では、引き算の判断こそ頻繁に必要になる気がしています。

わが家の次の一手

5月、環境が落ち着いてから

4月の第3週が終わり、本人の生活リズムも戻ってきました。連休明け、5月に入って環境が完全に落ち着いたら、理科対策について改めて検討します。今日時点では、まだ判断を保留にしています。

それまでは、通常ルーティンを崩さず、子どもが自分のペースで日々を過ごせる環境を守るつもりです。家庭学習は、カリテと栄冠と育テの3つで十分。足すのではなく、いまあるものを丁寧に回す。それに集中します。

焦って詰め込まない

育テの評価は、毎回上下します。評価8が出た今週も、来週はどうなるか分かりません。成績の波に親が振り回されると、判断の質が落ちます。

数字に反応して次々と手を打つのではなく、「いま本当に足すべきものは何か」を毎回考える。足すと決めたときも、代わりに何を減らすのかをセットで考える。シンプルですが、続けていきます。

長男が6年生になって約1ヶ月。日能研生活は続きます。今回の評価8は、足し算をしなかった1週間の結果でもありました。この事実を忘れないうちに、記録しておきます。地道に積み上げていくだけです。

※ 本記事はわが家の長男の実績に基づく個人的な記録です。成績の推移や学習方針は家庭によって異なります。

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