書いているのはこんなパパ
共働き・2児の父。長男(2015年生まれ)が日能研Mクラスで2027年中学受験に挑戦中。父親目線の伴走記録を綴っています。 筆者紹介はこちらをご覧ください
8月8日の夏期講習特別テスト、お疲れ様でした。
わが家の結果は、4科目344点・評価9。上位約6%でした。
今回は、設問ごとの正誤と全体の正答率まで見てみました。
そうしたら、点数だけでは分からないことがいくつも出てきました。
4科は評価9。順番がいつもと入れ替わった
| 科目 | 得点 | 平均点 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 4科目 | 344 | 254.2 | 9 |
| 国語 | 85 | 64.2 | 9 |
| 算数 | 80 | 55.2 | 8 |
| 社会 | 79 | 64.4 | 7 |
| 理科 | 100 | 68.2 | 10 |
4科目は7,557人中491位。
いつもは社会と算数が上にいて、国語が下にいます。今回はその順番が入れ替わりました。
筆者の独断と偏見による換算では、4科目の偏差値は65台になります。

理科が満点。3人に1人が白紙で出した問題を取っていた
理科は100点。共通問題も応用問題も、36問すべて正解でした。
設問ごとのデータを見て、点数より驚いたことがあります。
いちばん難しかったのは、棒とひものつり合いを求める問題。正解できたのは受験生全体の27%でした。
それだけでなく、36%の人が答えを書かずに空欄で出しています。3人に1人が、手を止めた問題です。
長男は、そこを書いて、当てていました。
月の問題も同じです。真夜中にのぼる月、日の出ごろにしずむ月。
どちらも正答率は35%前後で、3人に2人が間違えるところ。両方とも取れています。
全体の正答率が50%を切る設問が8つありました。そのすべてを正解しています。
7月に全部落とした単元を、今回は全部取れた
これには、ひとつ前の話があります。
7月12日の育成テストも、理科はかっ車の回でした。
そのときの答案を見ると、共通問題はほとんど取れているのに、応用のいちばん難しい問題だけが全滅していました。正答率でいうと10%から30%くらいの層です。
当時のブログにも、こう書いています。
「基礎と標準は堅いけれど、最難問はこれから」。
今回、同じかっ車が出ました。
そして、同じ難しさの問題を、全部取っています。
単元が同じで、難しさも同じ。違うのは1か月の時間だけです。
相性が良かった、では説明がつきません。理科については、届かなかったところに手が届くようになった。そう受け止めています。
国語も、その一歩手前まで来ている
国語は85点で評価9。今期でいちばんの数字です。
評価がついたのは共通問題の点数で、そこの読解は物語でした。得意なところで稼いだ形ではあります。
苦手な説明文は応用問題のほうに入っていて、そちらは50点満点で29点でした。
ただ、設問ごとに見ると、少し違う景色が見えます。
落とした問題は、その多くが正答率20%から40%台のものでした。いちばん低いもので17%。
逆に、正答率35%から46%の記述問題を、いくつも正解しています。

記述だけを数えると、12項目のうち9項目が取れていました。
6月の公開模試を設問ごとに分析したとき、長男の記述の正答率は5割ほどで、難しい記述はほぼ全滅していました。そこから比べると、変わってきています。
理科は最難問まで届きました。国語は、その一歩手前までは来た。
順番としては、こういうものかなと思っています。
算数は、立体だけがはっきり弱い
算数は80点で評価8。平均を25点上回っています。ただ、6月からの推移で見ると、この科目だけが少しずつ下がっています。
単元ごとに数えてみて、原因がはっきりしました。
割合の問題は4問すべて正解。濃度も売買も落としていません。
数の性質、つまり倍数や約数や規則性の問題も、正答率33%の難しいものを含めて7割以上取れています。
落としたのは図形でした。7問中4問。
しかも中身は、回転体と複合立体だけです。頭のなかで立体を組み立てて考える問題ばかりでした。
これ、7月12日にも同じことが起きています。あのときも立体図形の回で、応用クラスの中では評価6まで下がりました。
2回続けて同じ形で落としているとなると、相性ではなく、弱点だと考えるべきだと思います。
一方で、水そうの問題や相似の問題は取れています。
図を描いて整理する問題は得意で、立体を空間でつかむ問題が苦手。そういう切り分けになりそうです。
社会は、得点源のなかに穴が見えた
社会は79点で評価7。最近ではいちばん低い評価でした。
これも分野ごとに数えてみました。
歴史は30問中25問。環境の問題は13問中12問。いつも通り強いです。
崩れたのは地理でした。8問中4問しか取れていません。
落とした4問の中身が、少し意外でした。
新幹線の駅がない都市。空港と空港を結ぶ路線の利用者数。政令指定都市とはどういう制度か。
地名や産物を覚えているかではなく、仕組みを分かっているかを問う問題ばかりです。
前回のテストでは、地理の総復習の回で評価9を取っていました。だから「社会は分野を選ばない」と書いたのですが、そうでもなかった。
同じ地理でも、交通や行政の仕組みになると落ちる。そこが今回見えました。
もうひとつ。7割以上の人が正解している問題を、2つ落としています。
ここは実力ではなく、取りこぼしです。
半年で変わったこと、変わっていないこと
4科目の評価は、直近で10、9、9、9、9。数字だけ見ると、動いていないように見えます。
でも中身は動いていました。
春から夏にかけて、長男の答案にはずっと同じ形がありました。
基礎と標準はきちんと取る。でも、正答率が2割から3割の問題になると、手が止まる。4科目どれも同じでした。
今回、理科がそこを越えました。国語も、その手前までは来ています。
算数と社会でも、答えを間違えた問題で説明を書いて部分点を拾っていました。
空欄で出さなくなった、というのがいちばん大きい変化かもしれません。
7月にNフレンズで、卒業生の先輩から「分からなくても書く。空欄にしないと部分点がもらえる」と教わりました。
あのとき聞いた話が、こういう形で答案に出てきています。
残っている宿題も、はっきりしました。
算数の立体、社会の地理の仕組み、国語のいちばん難しい記述。
どれも場所が分かっているぶん、やることは決めやすいと思っています。
おわりに
理科が満点だったと伝えると、長男は少し照れたような顔をしていました。
でも、伝えたのは点数のことではありません。
3人に1人が空欄で出した問題を、書いて当てたこと。そこがすごいと思ったと、言葉にして伝えました。
新しいことを避けたがる子です。知らない食べ物には手を出さないし、お店で店員さんを呼ぶのも苦手です。
そういう子が、みんなが諦める問題に手を伸ばして、届いた。
点数よりも、そこを覚えていてほしいと思っています。
夏はまだ続きます。比べる相手は、いつも過去の自分。地道に積み上げていきます。
「評価」の見方について
育成テストの「評価」は、同じ点でも回や見る集団で動きます。その読み方を、note(共働き父の中学受験録)にまとめています。 ▶ 評価に一喜一憂しない(無料)
さらに、評価を偏差値と得点域に翻訳する方法と、同じ子でも全体・クラス内・公開模試で数字が変わる話は、こちらにまとめました。 ▶ 「評価8」だけでは見えないこと(有料)
※ 本記事はわが家の長男のテスト結果に基づく個人的な記録です。評価や平均点は回ごとに変動し、学習方針は家庭によって異なります。

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